マルサンから出ていた1/100スケールのＦ−８６Ｆはデッサンはしっかりしており、航空情報別冊のプラモガイドでも高い評価が付いていた通り印象は悪くありません。欠点は、主翼が薄すぎ、付根でのコードが不足していること、キャノピーの平面形が狭すぎること、主翼の薄さが原因となって、胴体断面と主翼が交わる線がおかしいこと、胴体後部が絞りすぎて平面形が細くなりすぎていル事があげられます。
マルサンが倒産した後、金型はフジ、河合に移りました。現在でも入手できる可能性がある唯一のマルサンのキットではないでしょうか。

(C)2004　lilliputy

胴体中央部を削って若干細くしています。キャノピーはタミヤに交換したい所ですが、そのまま使用することにしました。形状を削って修正、コンパウンドで磨きました。一部のマーキングはアルプスのプリンターで作成しました。