日東科学のボーイング747は、それまでに出ていたジャンボのキットに比べてもっとも大きく、形状も最も良くできたキットで、凹のスジボリも美しく、尾部のリベット表現は意外性がありましたが実機の写真を見ると妙に説得感のあるキットです。1/100としては最も大きなキットで完成後の飾る場所の確保が問題になるのでおいそれとは完成できないキットです。胴体パーツは大きさの割りに全体的に薄くできているのでいので、バキュームキットでやるように補強を入れておいたほうが無難です。胴体がゆがんでいることが多くそれを押さえ込んで接着するためにベロをつけておくと接着時の左右のずれが抑えられ強度も上がります。改造は、747-100、スペースシャトルを背中に乗せた機体などが面白そうです。キットは日東科学が倒産した後、童友社が再販しており現在でも入手できます。
