日東科学から発売された1/100スケールのＯＨ−６は正面のガラス部分のみクリアーパーツ（ブルーの色つき）で、側面のドアはスジボリのみの表現です。胴体の断面が左右不ぞろいで、簡易成型のキットのようです。まともに作ろうと思ったら、１から作るのとあまり変わらないのではないでしょうか。
どうせなら胴体全体をクリアーパーツにしてくれれば良かったのにと思います。このキットは海外では，ＥＮＴＡＸから発売されていました。また、マルカという会社から、台紙にビニール袋をホッチキスどめした駄菓子屋ルート向けのものも出ていましたが、日東がＯＥＭ供給したものか、倒産後金型が移行したものかは不明です。デカールは日東のマークが入ったものがそのまま入っていました。

(C)2007　lilliputy

キャノピーは塩ビを搾り、胴体断面の不ぞろいはパテを盛って仕上げました。私の持っている1/100スケールの航空機としては最も小さいキットです。一番大きいキット(ジャンボジェット）と１番小さいキットが日東科学から出ていた事になります。
このキットはかなり前に作成したものですが、フリーハンドで書いた文字が不ぞろいになってしまったのが残念です。今ならプリンターでデカールを作成するところでしょうが作成した当時はそんな便利なものはありませんでした。