(C)2007　lilliputy

タミヤの1/100スケールのミニジェットシリーズのＡ-4Ｅスカイホークはこのシリーズのキットとしては小さい機体ですが、アクセサリーがたくさんついていいます。形状は根本的な問題があります。胴体の平面形で最大幅が2ｍｍ以上太すぎ空気取入口の線も実機とは違っています（航空ファン1969年１月の表紙に良く判る写真があります）。細かいところでは、空気取入口の仕切りがない、機首上面の線が先端からキャノピーにかけてせりあがっていて上面がへこんだような線になっていること、主翼の断面がおかしいこと、垂直尾翼は薄すぎ、ラダーの彫刻が裏表でずれていること、主車輪の間隔が広すぎ脚収納口の位置が間違っていること、前脚が省略されすぎていることなど次から次と出てきます。しかし不思議なことにそのまま組んでもスカイホーク以外には見えないキットではあります。どこまで手を入れるかは各人のお好みしだいということになりそうです。

機首の形状を修正、キャノピーを塩ビで絞ってあります。残念ながら、空気取入口の修正はやっていません。
キット付属の文字は大きすぎるようですがそのまま使用しました。