(C)2004　lilliputy

レドームから操縦席にかけて、胴体左右の間に楔のプラ板を挟んで機首を太く修正しました。後部胴体は断面形状が丸み不足を削って修正しました。キャノピーはキットのパーツにパテ盛って型を作り、塩ビで絞りました。エアブレーキの穴はヘコミ表現だけで、位置も少しずれていますので熱した針で穴を開け、全体を薄く仕上げました。

特徴のある外形で人気のあるイントルダーです。タミヤの1/100スケールのＡ−６Ａイントルダーは操縦席が左右でずれた位置になっている事やエアブレーキ内の表現など初めて見たときはびっくりしました。タミヤのキットの問題点は機首レドームあたりが細すぎる事、キャノピーの断面にオーバーハングの表現が無いこと、後部胴体の断面が角ばっている事があげられます。また、空気取入口も貧弱です。組み立て自体も問題があり、製作には覚悟がいりますがほとんどの点は修正可能なのが救いです。胴体や主翼は凹のスジボリなのですが、水平尾翼や燃料タンクは凸のスジボリですので彫りなおす必要があります。