タミヤの1/100スケールのA-7Aはミニジェットシリーズの第1弾として発売されました。タミヤ風デフォルメのきついキットで、このシリーズの殆どのキットに言える事ですが、全てをミニタマゴ化しています。胴体の中央部が太っており、直線も曲線にしてしまっています。コルセアに関していえば胴体中央部が太く、下面の線が実際には、エアインテイクから後部まで殆ど直線なのですがキットでは膨らんでしまっています。
もう1つの問題点は主翼の取り付け位置が上過ぎる事で、主翼上面の肩がなくなってしまっていることです。胴体の平面形状は、中央部が太すぎ、逆に尾端のジェットノズルの出ているあたりはしぼり過ぎています。細かい点ではキャノピーとレドームの間の隙間、主翼先端の形状も問題です。
巨大な展開状態のエアブレーキの部品が付いており、急降下爆撃の飛行姿を再現できます。
参考文献:航空ファン68年8月号
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