(C)2004　lilliputy

タミヤが発売した１／１００スケールのＩＬ−２８は寸法が間違っているようで全長が長すぎます。全体の印象は実機が特徴のある形状をしているので、ＩＬ−２８以外には見えないのですが、エンジンカウリングの形状がストレートすぎ、主翼は薄すぎるように思います。台湾に亡命した機体の写真が航空ファンに載りましたので、発売当時、ソ連機としては資料が多い機体でした。キットは最初に発売されたときは爆弾槽のドアの内側には何もモールドが無かったのですが、途中で金型が修正され、軽め穴のモールドが彫られました。

胴体を主翼の前と、尾端でカットし短くしました。垂直尾翼をいったん切り離し胴体を短くした後に接着しました。エンジンナセルも短縮しエンジンナセルの平面形状も修正しました。キットはストレート過ぎると思います。実機でははエンジン部が膨らんでおり、後部はかなり絞り込まれた形状をしています。
エンジンナセルを短くしたので、キット付属のデカールが使えなくなってしまいましたので、マスキングテープを切り抜き吹付けました。胴体下面のアンテナの膨らみは大きすぎますので、接着面を削って小さくしました。