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ＡＨＭから発売されていた　ベル　Ｐ−３９Ｑ　エアラコブラは箱の表示が１／８７になっていますが実際はほぼ１／１００スケールです。キットの全幅は１０３ｍｍ程度で実機は１０．４ｍですから、ほぼ誤差の範囲だと思います。COXの完成品はこのキットを組み立てたものでした。どちらも日本には輸入されなかったようです。
スジボリは凸ですがおとなしい仕上げです。動翼が別パーツになっていて、プラスチックの弾性を活かして、動翼をはめ込むようになっています。そのためにスライド金型を使った凝ったつくりですが、翼が厚ぼったくなってしまったのは欠点です。完成品を販売するためか、折れやすいプロペラは２セット入っています。付属デカールのマーキングは袖付の星マークですが、中央に赤丸が入っているという変なマークです。それに対し箱絵の方は赤丸なしの普通のマークになっており、ちぐはぐです。

脚が折れるなどジャンク状態ですが掲載いたしました。主翼の後縁の線が折れ曲がっており、ちょっと変ですが、印象は悪くありません。

鉛の重りが入っています。キャノピーは2つに分かれていますが、可動ではありません。